アポなしの訪問買取を今もやっている業者がいるそうです。
僕は出張買取の仕事をしているのでお客さんから直接そんな話を聞きました。
もう何十年も前に終わった買い取りの形だと思っていました。
訪問買取は違法です。
でも、やっている業者がいる。
それで稼げているのか謎すぎますが、一度稼げた手法をやりつづける人もいるんですね。
アポなし訪問買取は違法です
アポなし訪問買取とは
出張買取はお客さんから呼んでもらって行くものです。
予約を取ってもらい日時を決めて、その日に行きます。
人様の家に行くのだから、それが当たり前の流れです。
でも、それをアポナシでやっている業者がいます。
怖すぎます。
いきなりピンポンをして、家の中にあるものを用意してもらい買取るという怖さです。
もしかしたら、うまくいくかもしれないけど、どうなんだろう?
今の時代、インターホンで対応されて終わっちゃうんじゃないかな。
もっと真面目に働けばいいのにって思います。
アポなし訪問買取の具体的な流れ
アポなし訪問買取の一般的な流れは次のとおりです。
買取業者が突然、訪問してきます。
地域の買取業者を名乗ることが多いです。
貴金属がないかと聞かれるそうです。
今の時代、それが通用するのか疑問がありますが、それでもやっているそうです。
安く買取ると思うので、出さない方がいいですね。
そもそも家に入れてしまうのは危険です。
玄関先だとしても危ないので、そういった業者が来ても対応しない方がいいです。
玄関の扉を開けないべきです。
アポなし訪問買取はちゃんと買取ることができない
アポなし訪問買取をやっているということは、自分でお客さんを呼べないってことだと思います。
そんな業者がちゃんと買い取ってくれるとは思えません。
実際に話しを聞いてみてそう思います。
訪問買取業者が提示する買取価格は、市場価格よりも大幅に低いことが多いです。
出してもらった買取品をちゃんと査定できるのかも不安です。
だって、アポなしで訪問買取しているってことは、ずっとピンポンを押しつづけているってことです。
そういったことに時間を使っているのなら査定する技術を磨けていません。
あと、お客さんも少ないと思うので、現場で経験を積むってこともできていません。
やはり考えれば考えるほど、ちゃんとした査定はできないだろうし、高い買取金額は提示してくれないと思います。
アポなし訪問買取から自分の身を守るための対策
アポなしで来る人は怪しい人である場合が99%だと思います。
買取業者に限りません。
だって、普通に考えられる人だったらアポなしでいきなり人が来ることを怖い・怪しいと考えるはずです。
それを自分がやるはずがありません。
だから、呼んでもいない時間に人が来たら出ない方がいいです。
玄関の扉を開ける必要はありません。
名刺や身分証明書を見てから判断する手もありますが、それも嘘かもしれません。
実際に大手買取業者の名前や住所・電話番号を使って名刺を作っている手口もあるそうです。
売りたいものがあるのなら、自分で呼びましょう。
そっちの方が確実に安全です。
僕も買取業者ですが、アポなしの訪問買取は絶対にやりません。
お客さんを怖がらせるようなことはやりたくありません。
最後に。
アポなし訪問買取は、いきなり来た人に商品を渡せばお金に換わるという点では便利かもしれません。
それが高いのならまだいいです。
でも、どこの誰だか分からない人に売ってしまうと安く買われてしまうだけです。
ただただもったいないです。
そんな人に売るのではなくて、もっと売るのにいい場所はたくさんあります。
ちょっと探すのや持っていくのは面倒かもしれませんが、それはやった方がいいです。
何かのついでにお店に寄って売るだけでお金を増やすことができます。
僕も出張買取でいろんなところに行きますが、最低1000円くらいはほとんどのお客さんに払っています。
家にあるものを売るだけで数万円は簡単に増やせると思います。
収入を増やしたいならポイ活だとか節約だとかをするよりも、まずは一生懸命自分の家にある不用品を売ることをした方がいいのになって思います。
不用品ってこんなに高く売れるんだってことに気づければ、訪問買取の業者に売ることもなくなります。
自分で売ろうって思えます。
もしも査定をしてもらったとしても安すぎると判断できて売らないこともできます。
給料が下がって、物価が上がっている世の中なので、自分の不用品を売るスキルというのは必要になっていきます。
メルカリなどで売る以外にも、どんなお店に売るのかってことも大事なことです。
アポなしの訪問買い取りに売ってしまうとそのスキルも磨かれません。
やはり利用しないのが一番いい選択です。