出張買取は儲かるとは限らない

出張買取は儲かるとは限りません。
そんなのは当たり前です。
「絶対に儲かる!」こんなことはありません。
 
だって、チラシを撒いたら反応がないかもしれません。
それなのに、すべてを捨てて、辞めてしまうのは勇気がありすぎです。
かっこよくはあるし、そういった行動の方が伝説になるのかもしれません。

成り上がりストーリーを作るのならいいけど、そうではないのなら、確実な道を選ぶ方がいいです。
って、最近はよく思う様になりました。

だって、小さく始められますからね。
それもいろいろなことが発展しているからと思います。
 
チラシを作るとしてもテンプレートがあったりするし、ポスティング会社も見つけやすいです。
査定もスマホがあれば、ある程度はできる。
売る場所だってたくさんある。  

働き方改革でしたっけ?
詳しくは分かりませんが、残業ができない会社も多いと思います。
というわけで、1日1時間でも2時間でもいいから取ることはできます。

それで出張買取の仕事を小さく始められます。
まずはそんなところからやって、儲かるのか?儲からないのか?を考えてみるのがいいかなって思います。 
  
 
どんな世界でもそうですが、「儲かる!!」って断言しているのは、教えることで稼ぎたい人だと思います。
夢を見させて夢を売ることで、現場には出ないで稼いでいる人はいます。 
 
そういった人がいるおかげで稼げる人も出てくるのは事実です。
でも、稼げない人、全財産を掛けてしまって露頭に迷う人もいます。
買取のフランチャイズの広告もよく見ますが、いいことしか書いてませんからね。
儲からなくて潰れた人もいるし、暴露しているブログを見たこともあります。 

あと、「儲ける」と「儲けつづける」というのはまったく違ったスキルです。
恋愛をうまくいかせるのと結婚をうまくいかせるのとでは違います。
そんな感じだろうか。 
 
先行者利益を得られそうなことを次々とやって稼ぐのが得意な人もいますからね。
それで稼ぎ切って有名になって、教えることで稼いでいる人に、若い頃いろいろと教えてもらいました。
その時はすごいなって思っていたのですが、今となっては、時代遅れのことや今しか稼げない方法でした。 
 
そういった経験があるので、今は自分が経験したこと以外はあまり信じない様にしています。
  
 
出張買取は地域によってやり方が変わります。
家の数も違うし住んでいる人の属性も違う。
 
出てくるものによって、処理の仕方も変わってきます。
臨機応変さがすごい求められる仕事です。
 
だから、基本的なことを知ってからは自分であれこれと変えていく必要があります。
正解はひとつではありません。
その試行錯誤をできる人が生き残っていきます。
 
会社に勤めるとしたら、その部分を誰かがやっていくれています。
だから、行って指示されたことをやればお金がもらえます。
でも、そうではないので、独立するってことはまったく違った生き方になるってことは知っておいた方がいいです。 
 
僕は2004年くらいにアフィリエイトで月に40万くらい稼いだこともありますが、今はまったく違ったものになっています。
ほんとう先行者利益なだけでした。 
ネットの世界は変化・進化がものすごく早いです。 
 
それに比べると出張買取は遅いなとは思います。
あと、ライバルが少ないです。 
 
ネットだともう全国の業者と戦わないといけません。
そこで目立つのはとっても難しいです。
でも、出張買取だったらそこまで多くはありません。
もちろん、ライバルはいますが、ネットよりは勝てる可能性は高いです。 
 
美容室がたくさんあっても、潰れないでやっていけています。
地域密着だと、そうやって生き残っていける道があります。 
 
ただこればっかりはやってみないと何とも言えないので、やっぱりできる範囲から小さくていいのでやってみるのがいいですね。
 
一歩踏み出せば見える景色が変わります。
それをどんどん変えていくことが独立して儲けつづけるために必要なことです。 
  
 
僕は出張買取の仕事を始めてもうすぐ10年になります。
とっても面倒なこの仕事。
泥臭いことが求められます。
キラキラした世界にあこがれたこともあります。
港区に住んでカフェでパソコンを叩いていたこともありました。
自分に酔っていました。
 
でも、そういった世界で生き残れるのは本当に仕事ができる人だけだと思いました。
あと天才。 
 
そういった人はキラキラの世界に行くので、泥臭い、こっち側には来ません。
だからこそチャンスがあるし、生き残ることができるんだなって思いました。 
  
今は泥臭いことを8割、キラキラを2割くらいにして稼いでいけたらと考えて動いています。
 
出張買取の仕事は儲かる人もいれば、儲からない人もいます。
 
やってみようか気になっている人は、自分がどっちの人間か試してみるのがいいかなって思います。 
試すのはそんなに大変なことではないです。